カヌー用語集

とりあえず、思いついたのはこんなもんです。
また思いついたら、追加していきます。
私流の解釈で記述。

あ行 インフレータブルカヌー 空気を入れるだけで完成する、フレームのないカヌーをいう。
  エスキモーロール 単にロールと言うことの方が多い。ロール参照。
  エディ 岩陰などにできる、流れのない、または、逆流している箇所。
  堰堤 えんてい。高さ15m未満のダムのこと。堰と略すことも多い。
カヌーで漕ぎ下っているとその存在に気が付きにくく、護岸ブロックと共に危険人工物の双璧をなす。
  おり沈 カヌーからおりるときに、バランスを崩し、沈すること。
か行 カウテール レスキューアイテムの一種。沈脱者のカヌーやパドルを運搬するのに使う。
  ガク 野田知佑氏が飼っていた犬の名前。野田氏と共にカヌーに乗り、世界中の川を旅した、日本初のカヌー犬。自分の愛犬を、ガクのように育てようとする人があとを絶たない・・・
  カヌー 解説の必要ないでしょ (^^ゞ
  カヌーイスト カヌーをする人。(=パドラー)
カヤックの場合は、カヤッカーともいう。
  カヌー犬 カヌーに人と一緒に乗ってツーリングを楽しむ犬。カヌー犬育成を目指す人が大量増殖中。
  カヌーライフ カヌー雑誌。3ヶ月に一度発行される季刊誌。ヌーラと略す人もいる。
  カヤッカー カヤックをする人。
  1.川の難易度を示すもので、1級〜5級があり、5が一番難しい。クラスと同意語。
2.河川法に定める河川の区分け。一級河川は整備等が国土交通省管轄で、全国に109本。二級河川は都道府県の管轄となる。
  釧路川 長良川・四万十川と並ぶ、カヌーツーリングの三大聖地のひとつ。
途中でツーリングを断念することが困難な箇所が多く、その意味では初心者向けの川とは言えない。レポート参照
  クラス 川の難易度を示すもので、クラス1〜クラス5があり、5が一番難しい。
  クリーク 渓谷部のこと。
  クリーク艇 渓谷下りに適した艇。ポリエチレン製で、岩を避けやすいように艇長が短く、落ち込みで喰われないようにバウ・スターンにボリュームのあるものをいう。
  護岸ブロック 河川の流れる勢いを弱める、テトラポッドに代表されるコンクリートブロック。
カヌーにとっては非常に危険な存在となる。
  ゴン 私(このサイトの管理者)のことです。リバーカヤックツーリング愛好者。
さ行 ざら瀬 広い川幅一杯に広がる、水深が浅い瀬。
  サラリーマン転覆隊 略してサラ転。彼ら曰く、「日本一過激でヘタなカヌー集団」。他人の沈を無上の喜びとする。BE-PAL誌に不定期連載中。
彼らの過激さに、眉をひそめるパドラーも多い。
  さる 瀬にとどまって、ロデオ系のプレイを好む人の俗称。
  スイープストローク 艇の方向を変えるときや、修正するときに使う漕ぎ方で、パドルで大きく半円を描くように漕ぐ。
  スカーリング 艇を横へ移動させるための漕ぎ方。パドルの動かし方は、言葉では表しにくい (^^ゞ
  スクウォート 極端にボリュームの小さなカヤックで、パドラーごと水面下に沈めたりすることもできるらしい。スクウォート競技もある。
  スターン 艇の後部
  スターンラダー 艇の進行方向を曲げる技術。斜め後方の水面を、パドルで押さえるようにする。
  ストリームイン =ピールイン
  ストリームアウト =ピールアウト
  スプレーカバー カヤックのコクピットに水が進入するのを防ぐもの。一般に、パドラーの腰に装着するもので、乗艇後にカヤックにはめる。
  スラローム カヌー競技の一つ。指定されたゲートを通過しつつ、ゴールまでの時間を競う。
  スローロープ レスキューアイテムの一種。危険個所に予め陸上で待機し、沈脱者が出た場合に、これを放り投げ、人を川岸まで案内するのに用いる。レスキューロープともいう。
た行 ダッキー インフレータブルカヌーの俗称。
  だつ。沈したあと、カヌーから抜け出ること。
  ダム 高さ15m以上の堰堤のことで、両者の相違点は規模のみである。
  チキンルート 難易度の低いルート。ヒーロールートの反意語。
  ちん。カヌーに乗ったままの状態で、ひっくり返ること。
  デッキ 船で言えば、甲板の部分。前部はスターンデッキ、後部はバウデッキという。
  ドローストローク 艇を横へ移動させるための漕ぎ方。パドルを遠くの横に、艇長方向と平行に差し入れ、自分の方に引き寄せる。
  瀞場 とろば。流れがないところを言う。「瀬」の反意語。
な行 野田知佑 のだともすけ。ファルトツーリングの紀行文などを書いている人で、彼の『日本の川を旅する』を読んで、カヌーにはまった人は数知れない。
  乗り沈 カヌーに乗り込むときに、バランスを崩し、沈すること。
は行 バウ 艇の前部
  パドラー =カヌーイスト
  バウラダー 急角度で旋回するための技術。艇の斜め前方に、パドルを斜めに差し入れ、曲がりたい方向に体をひねる。回転性の良くない艇でやれば、ブレーキがかかるだけ。
  パドル カヌーをこぐもの。
  ピールイン エディなどから、本流へ入っていくこと。
  ピールアウト 本流から、エディなどへ入ること。
  ヒーロールート 難易度の高いルート。チキンルートの反意語。
  ブレード パドルの、実際に水を捕らえる部分。パドルの両端にブレードがあるものを、ダブルパドル、片側のものはシングルパドルと呼ぶ。
  ファルトボート フレームのある組み立て式カヌー。「ファルト」と略すことが多い。
  フォワードストローク 艇を直進させたいときの、普通の漕ぎ方。
  フェザー角 ダブルパドルでのブレードのねじれ角。シーカヤックでは0°のアンフェザーを多用し、川では45°〜90°のものを一般に用いる。90°だと向かい風の影響を受けにくいが、パドリングの際に手首をひねる必要があるため、比較的手首を痛めやすい。このため、長距離を漕ぐシーカヤックではアンフェザーを多用する。
  フェリーグライド 川の流れを横切るための漕ぎ方。艇の上流側を持ち上げながら、進行方向斜め上流へ向かって漕ぐ。
  フリースタイル =ロデオ
  ポーテージ カヌーの漕行が不可能と判断した場合などに、カヌーを担いで、その部分をやり過ごすこと。
  ボイル 川底から水が湧き出しているように見える箇所。モワモワしている。
  ポリ艇 ポリエチレンでできたカヤック。川用のリジット艇は、ほとんどがコレ。
  ホワイトウォーター 波が激しく、水面が泡だって白くなっている状態。
ま行    
や行    
ら行 ライニングダウン カヌーの漕行が不可能と判断した場合などに、川の中をカヌーを引きずってその部分をやり過ごすこと。「ポーテージ」とは、カヌーを引きずるのか、担ぐのか、が異なります。
  リジット艇 分割・組み立て式でない、一体成形のカヌーのこと。
  リバースストローク 艇をバックさせたいときの漕ぎ方。後方から前方へ、腰を使ってスイープ気味に漕ぐ。
  レスキューロープ =スローロープ
  ローリング =ロール
  ロール 沈したときに、脱することなく、パドルを使って起きあがる方法。スイープロール・CtoC・ロングロールなどの方法がある。暑いときにわざと沈して、体を冷やすことにも使える (^-^;
  ロデオ カヌーの遊び方、および競技名の一つ。大きく波が立っているところで、回転等の色々なアクションを付けて遊ぶ。競技の場合は、一定時間内にそのポイントを競う。
わ行 ワイルドウォーター =ホワイトウォーター だと思う。