やっぱり野天風呂 西日本編

 

岐阜県 塩沢温泉
湯元山荘
谷底にある一件宿・湯元山荘が廃業し、その露天風呂だけが今だに無料開放されています。
湯は黄緑に濁り、底もコケでぬめって気持ち悪いけど、ロケーションは抜群。温度は体温程度と、ぬるいものの、湯上がりは体が火照り、なかなか良かった。
脱衣場もなく、駐車場から丸見えの混浴。

2003/4
岐阜県 新穂高温泉
新穂高の湯
徒歩者専用の橋の上から丸見えの温泉。男女別の脱衣場があり、混浴。底には玉砂利が敷き詰められており、掘ることで水深は自由に変えられる。昼間から多くの若い人が利用していたが、駐車場は4台程度しか入らない。ハイシーズンには路上駐車で溢れそう。
料金返却式でない無料貴重品ロッカーも備え付けられているが、心ない人が鍵を盗ってしまっていて、使えない。
寸仕を入れる箱があって、目安として200円と書かれていた。
8:00〜21:00だったかな。
温泉から橋をあおぐ

2001/1
岐阜県 栃尾温泉
荒神の湯
新穂高温泉から車で30分ほどのところにある、男女別の温泉。駐車場は15台くらい停められる。
寸志を入れる箱があり、目安は200円。
8:00〜20:00
男湯は、ついたての向こうの女湯から湯が流れてきており、その周辺だけが適温。1月という寒い時期だったからかもしれないけど、そこから離れればぬるかった。けど、湯から上がったあとのホカホカ感が半端じゃない。逆に暑いくらいで、気温1℃だというのに、車の窓を開けて走ったほど。
満足感が高かった。

2001/1
三重県 菰野温泉 菰野町役場の横にあるプールのような温泉。管理人常駐で、各自の住所を記入の上利用する。
水着着用で、男女別の更衣室あり。
夏期は水中眼鏡を付けた子供がいたり、ビート板があったりで、温水プールのような雰囲気。夏は適温だが、晩秋に利用した友人は、ちょっと寒かったらしい。
冬季は休業で営業時間は12:00〜17:00くらい。
2004/8
京都府 鳴き砂温泉 良質の鳴き砂がある琴引浜に、コンクリートで固められた浴槽がある。夏期以外は13:00から汲み上げポンプが稼働し、入浴ができるようになる(夏場は朝から利用可?)。
脱衣所ナシで混浴。海水浴場でもあり、水着着用がマナーかな。
温泉は無料だが、海浜の駐車料金に1000円必要。

2003/5
和歌山県 川湯温泉 河原を適当に掘ったら熱い温泉が湧いてきて、川の水を入れて適温に調整する。玄人はスコップ持参でやってくる。男女とも水着着用が普通。脱衣場なし。ちょっと離れた河原に駐車場があり、いくらでも停められる。
横を流れる大塔川の水質が素晴らしい。
冬場には、この川をせき止め、千人が入れる仙人風呂が作られることで有名。
仙人風呂。
15×60mほどの広さがある。表層は適温でも底の温度が低いところがある。11月〜2月の6時〜23時。
男女別の脱衣所あり。混浴・無料。

2003/1
2002年9月に行ったときには、対岸に、3年前にはなかった東屋が出来ていた。無料で使えるのかどうかは不明。
和歌山県 白浜温泉
崎の湯
日本最古の湯の一つ。
男女別で、写真奥手にある棚が脱衣台。
すぐ横が海で、波打ち際にも別の浴槽のようなものがあった。
排水溝があり、シャンプー等を使ってもいいことになっているようであったが、ちょっと気が引ける。
この温泉の駐車場は10台ほどであるが、ちょっと離れれば、海岸の駐車場に30台くらい停められる。
管理人が常駐していても、無料。夏場は18:30まで入浴が可能で、その他の時期は17:00まで。
湯の注ぎ口

泉質は、海辺にありがちな食塩泉ではなく、炭酸水塩泉。

改装リニューアルして、2004年からは300円の有料になりました。管理人も常駐しているので、このサイトの掲載基準からは外れる温泉になりました・・・
白良浜南端にしらすなという水着着用の露天風呂アリ。無料・混浴・月曜定休
岡山県 奥津温泉 ぬるい&丸見えの混浴。脱衣場・駐車場なし。
奥にあるのは地元の方が使う公衆浴場で、混浴。旅行者が行ってもいいけど、大人数で押し掛けるのは、マナー違反。
すぐ近くに温泉センターのようなものがあり、そちらは1000円。
岡山県 湯原温泉
砂湯
湯原ダムの下、左岸にある、有名な無料温泉。24時間入浴可で、混浴。男女別脱衣場あり。
いつでも老若男女の入浴客で賑わっており、女性はバスタオルを巻いている。
駐車場は広いが、大型観光バスもやってきて、満車になることも。
浴槽は3つあり、それぞれ温度が異なる。
露天風呂番付では、西の横綱。
岡山県 茅森温泉 清掃が行き届いているが、かなりぬるい。湯の注ぎ込みでも35℃前後。夏以外にはちょっと辛い温度である。
30分くらい足だけ浸してみたが、ちょっとずつ身体が冷えてきた。
霊園の下にあるのが難点。
あまり地図にも載っていない。
混浴で脱衣場もナシ。無料。
鳥取県 三朝温泉
河原温泉
ラジウムの含有量は世界有数という三朝温泉。ラジウムは体細胞を破壊するが、日常的にこの温泉を利用することで、その修復力が高まり、結果として、癌になりにくくなるという。事実、この周辺の人は、癌の発病率がかなり低いらしい。
車は有料駐車場に入れることになる。
すぐ近くに公衆浴場「ぼさつの湯」(250円)あり。
橋の脇にあり、簡単な囲いと脱衣棚がある。混浴。24時間。11月の朝6時半でも5人ほどが入浴していた。女性も一人。なんとノーガード。
浴槽は2つで、それぞれ5人ほど入れる。足湯にも身体ごと浸かることができるが、少々ぬるい。
浴槽の脇で身体を洗っている人が多いが、川に垂れ流しとなるので、これは当然自粛すべき。
鹿児島県 霧島温泉郷
目の湯
坂本龍馬の新婚旅行のコースである自然探勝路の脇にあって、散策客から丸見え。
無料・混浴・脱衣所なし。
2人が入れるかどうかという大きさ。温度は35℃くらいかな。入浴中も、ちょっと寒い。別のホームページでは、59℃もの高温であったとのことなので、火山活動の加減で、温度が大きく変動するみたい。
鹿児島県 霧島温泉郷
川の湯
目の湯の横にある川。乳白色をしていて、こちらの方がさらに温度が低いものの、川全体が温泉であり、寒くない季節であれば気持ちよさそうだった。
脱衣所はないが、岩陰に隠れて脱衣が可能。
目の湯と共に、散策客との駆け引きが必要かも。
鹿児島県 妙見温泉
和気湯
川の横、散策道の真ん中に突然現れる。
脱衣場なし。混浴。駐車場広し。
この温泉は、一般に開放されてはいるものの、個人の所有物で、地元の有志が管理をしているとのこと。
寸志を入れる箱がある。
坂本龍馬とおりょうが新婚旅行で立ち寄ったとの言い伝えがあるようで、龍馬ファンにも人気。
少々ぬるい。下からポコポコと泡が出てきており、湯も底から湧きだしていた。
少しコケのようなものが生えていた。
鹿児島県 東温泉 鹿児島港からフェリーで4時間の薩摩硫黄島にある。島へは不定期フェリーが月に10便あり、時化による欠航も多い。秘湯のムードは満点。
地元の方が清掃してくれており、極めて清潔。グリーンの湯も美しい。無料で混浴。岩を組んだ脱衣場あり。
全国500湯に入った年輩の方と一緒になったが、海沿いの温泉としては、ここが一番とのこと。
スケール感がデカく、文句のつけようがない。
明礬泉で、肌への刺激は強い。
浴槽は4つあり、湯が溜められていたのは2つ。そのうち、小さい方の湯舟は熱くて入れなかった。
入浴中の私。
結構広い。
鹿児島県 坂本温泉 薩摩硫黄島の北側。無料、混浴、脱衣場あり。
底から熱い湯が噴き出していて、場所によっては火傷しそう。水深が浅いので、寝転がるような形になる。底のぬめりが少々気になったが、まだ夜明け前なので、ぬめりの正体が温泉成分の結晶、あるいは苔なのかの確認はできなかった。
干潮を挟んで前後2時間ずつでなければ水没してしまう。
夜明け前に撮影した。
鹿児島県 穴の浜温泉 薩摩硫黄島の北端。無料・混浴・脱衣場なし。
ガードレールの切れ目から崖を下りていくと、打ち寄せる波が茶色い泡になっている箇所がある。微かに温かい。この辺りを掘れば、温泉が湧いてきそうな雰囲気であったが、海が荒れており、すぐにそれを崩されてしまいそうであった。ここでの入浴は断念した。
手堀りは困難で、スコップの持参を勧める。